子どもは所有物ではない

大人が制御しがち
ある集団で高学年でもいちいち先生に聞く。
- トイレ行ってきていいですか??
- お菓子とってもいいですか??
- 勉強はどこでしたらいいですか??
え、待って待って??いちいち聞くの??
そして大人もいちいち言うんです。これ持った??ここで勉強しなさい!!ああしなさいこうしなさい。
子どもの意志がなく、聞かなければ怒られるのか、自分で考えられないのか。
私なら「どうすればいいか自分で考えてみて??」というんだけど、高学年の女子が平然と言っているのだから現状に愕然としました。
困るのは守られすぎたこと
子どもを守りたい気持ちは十分に分かるんですよね。子どもに失敗をさせたくない。
でも、子どもの時の今だから失敗して、そのフォローをしてあげる。
守りすぎていると、指示待ちになって自分で考えなくなり、社会に出たとたん急に自己選択を迫られる現状。
一番困るのが「守られすぎて生きてきた子ども」なんです。
小さな自己選択を子どもが行うことで自己肯定感も上がり、考える力もどんどんついていきます。
手を離すけれど見守る
じゃ~自由にどうぞは放任になります。
「やってみてごらん」と伝え子どもがどういう行動に出るか、小さな一歩一歩を見守りながら、困ったときに選択の提案をしたり、フォローすることがすごく大事。
昨日で来ていたけど、今日は出来ない。
もちろんそんなこともあって、成長はよちよち歩き。
でも見守ってあげると、その子の自信や目に見えないやる気が少しずつ大きくなっていくのです。
『子どもの可能性を丸ごと信じたか??』
保育現場にいた時口酸っぱく言われた言葉。
子どもの可能性は大人がどれだけ見守ってあげたかによって作られていくもの。
子どもを「個」として受け入れる
実はキュービック・マムも見守ることに通ずるものがあって、子どもの意志を尊重するツールなんです。心模様が色に出るのですが、その状況を大人が把握する。
子どもを一人の人として理解し、「そうだったのね~」と受け入れることでどんどん強くたくましく成長していきます。
キュービック・マムで育った子ども達は心のバネが柔軟でちょっとやそっとのことでへこたれません。自分を受け入れてくれる大人がいることを知っているから失敗しても安心して再び挑戦する力を持つことができるのです。
好きな色を置くだけで心のバネが柔軟に。挑戦する力が付くキュービック・マム
一緒に子育てお手伝いしたいです♪
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