育て方は悪くない

集団生活が難しい??
学校の先生に呼び出されました。
「集団での授業が難しいようです」
家では普通。意志疎通もできるし、感情も出している。勉強もついていけている。まさか、うちの子が発達障害??絶対にない。
苦手は一斉指示の授業と生活
個別で、マンツーマンでの会話や指示は通りやすいですが、集団での授業、生活になると指示が通りにくい。
- 指示を聞いていない
- 何度も注意されている
- 色々なことが気になって集中できない
- 授業中、椅子に座り続けることが難しい
など、決まりや基本的生活習慣の約束が守ることが苦手なようです。
育て方ではない
あなたの育て方が悪いのではなく、集団生活についていけない子どもが辛いのではないか??と思っています。
うまれつき脳の伝達が上手くいっておらず、気持ちを抑えられなかったり、気持ちより先に行動してしまったりしてしまう結果「集団生活」が難しいとなるのです。
しかし、成長はゆっくりですが、訓練を行うことで成長し、徐々に出来るようになってきます。
子どもの世界はシビアで厳しい
集団生活になると、決まり、ルールを守れない子には必然的に先生が注意することも多く、それを見た子どもが、「またあの子出来ていない」と言うようになってしまうのです。
日本の教育に疑問として、一斉に指を通そうとするからこそ、できない子に注目しがちになり、注意される子も「どうして僕だけ??怒られるの」と自己肯定感が下がって、余計に反発したくもなるのです。
理解すると格段に子どもが落ち着きます
個性を理解出来れば、その場から外れることもOKを出すことができますし、支援学級などで周りを気にせず勉強をすることができます。
座っておくのが苦手なんだ~と他の子どもたちにも特徴を伝えれば素直な子どもたちはすんなり受け入れてくれます。
更に、お母さんが受け入れてくれることで子どもの情緒が格段に落ち着きます。
子どもの苦手も丸ごと受け止めたことで、自分を認めてくれた。自己否定ではなく、自己肯定してくれたと言うことに繋がるからなんです。
実際に、お母さんが受け入れてくれたお子さんが落ち着き、話を聞けるようになったり、お母さん自身も「集団生活が苦手」と言うことを理解してくれることで、ピリついていた関係が落ち着きました。
個性を知って理解する
実は頑張っているかもしれない・心の状態を知るには。