それ言われたら傷つく

注意しても暴言を言う子に
「それ、私に言われているわけじゃないけど、傷つく」
そういうようにしています。
「あなたのその言葉に色々な人が傷ついている」
「その言葉は嬉しくはないよ」と伝えているのです。
あえて直接言わない理由
「その言葉、言いません!!」
「そんな言葉使い、ダメでしょ」
そういわれた子は8割ほどは言い返しえきます。
なのであえて
「その言葉は嫌な気持ちにさせるんだよ」
「その言葉を使うのは人を傷つける」
なので暴言を吐いている子に対して、「嬉しくないな~」とか「ショック~」とか傷ついた感情を伝えてあげるのです。
不思議なことに、言い返してこない
感情を伝えると、その場が一瞬シーンとなります。
私の中で、「あ、伝わったな」と思う瞬間で、
「先生だって、傷つくし、言われた人は嫌だと思うよ」と素直に答えるのです。
すると言葉には出さないけど
「この言葉って、大人の先生も傷ついたりするんだ。。。」と感じているような表情を浮かべるのです。
改めて言われることはない。
暴言を言っている子はとにかく「自分の感情を爆発させて、自分が優位に立ちたい。そのためには相手をどれだけ見下せるような言葉を言うか」
とう事しか考えていないのです。
相手が傷つこうが、相手の気持ちよりも自分が優位に立ちたいが先に。
そんな中で「その言葉、なんか悲しい」と言われると、、、
「あ、言いすぎた。」と我に返っているようです。何より、大人から「悲しい」「傷つく」なんて言われることはないですからね。
素直に伝えること
大人になって感情って特に言わないですよね。でも素直な気持ちを言葉にすることで、どんな人でも心を開いてくれるような気がします。
裏が見えず、素直に言っているんだな~ってすごく伝わりやすい。
感情を言葉で伝えるって訓練なんだけど、言い始めるとすごく良い人間関係を築ける気がします。