気持ちを言葉にする

気持ちを言葉にしたら
衝動的に手が出てしまう発達障害の子が、私に意地悪をしてきたんです。
両こめかみを人差し指押して来て、
「先生~コレは痛い??」と。
で、
「痛いよ~そしてちょっと嫌な気持ち
」と言ったんです。
で、
「え~1本指なのに痛いと~こんなんで~弱っち~やん!!
」
私の中で、イヤイヤ、そこじゃない、嫌だった気持ち伝わっていないやん。と更に感情を伝えました。
「ちょっと痛いし、押されて嫌な気持ちやし、悲しい」
すると、
「これは??」
と言ってまた向かってきたんです。
え~今度強くするんじゃないの~
って若干ビビっていましたら。。。。
優しく頭をよしよししてくれたんです
出典:アメブロ
押されて嫌な気持ち、感情を入れることによって更に悲しくなったという気持ちが伝わったのでした。
子どもから学ばせてもらう
言葉で気持ちを表現するって実は大人でも難しいもので、特に私は苦手な方。何なら「察して欲しい」と思うくらいなんだけど、発達障害を持っている子に「察しては」一番難しい方法なんです。
なので発達障害の子を通して私自身も感情を伝えるように向き合わせてもらわせているんです。
感情を言えるようになったのは
心理学を学ぶ前は『誰もが気持ちを察してくれる』と思っていました。察してくれない人は優しくないとか、「なんで??」と思うほど。
でも色彩心理学で、『察することが苦手』という人もいることを知るのです。
そして、感情を少しずつ言えるようになったのは、「どんなきもちからその感情が沸き起こったのか??」という感情と向き合う勉強を行ったから。
言葉と行動と意味を知ったとき、伝える手段をより知れたからだと思っています。
どう表現して良いか分からない子ども
とはいえ、気持ちを言葉にするのが苦手なのは、子どもも同じ。沢山の言語を知らない子どもたち。ましてや、感情を言葉にするのが苦手な発達障害の子達は言葉にならない感情を奇声や、態度で表そうとします。
何に対しての怒りの感情か分からない大人と、どう表していいか分からない子ども。お互い「キー!!」となってしまうことも当然なんです。
この感情をどう表現する??
そこで使って欲しいのがこのキュービックキットなんです。
怒っている時に置くのではなく、普段から取り入れることで、感情を上手に掴むことができるのです。
その時の感情がキュービックに映し出され、その読み解きの本に文章として書いてあるので、「こんな気持ちなんだね」と具体的に示してあるからなんです。
段々と習慣化することで、この色の時は疲れているんだよね~と言葉と色の意味も分かってくるので、自分自身もなぜこんなにモヤモヤしているのかの理由がすぐにわかりスッキリするのです。
実際にこのキュービックを使って育った子ども達は感情を言葉にすることが上手になり、自分の気持ちを言葉にすることで自分自身のコントロールができるようになります。
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