お釣りって何??
算数と現実が遠い
『32円のアメを100円で買いました。お釣りはいくらですか??』と言う問題で、『先生〜、お釣りってなんですか??』と言う質問があったそうなんです。IC化になり、お買い物は全てキャッシュレス。『お買い物行ったら、ピッっとする!!』のが普通。20代の子も現金での切符の買い方が分からず、お問い合わせがあるんだとか!!もう若い世代にはキャッシュレスが当たり前。レジは知らないお店の人がお金をくれる人なんだそう(お金はお釣りの事)お金の計算、身近にあると思っていましたが、算数と、現実が結構遠い〜出典:アメブロ
私たちは計算の意味を理解しているので、キャッシュレスの便利さを感じますが、知らない子どもたちは「お釣り」というものがどういうものなのかさえ理解できないのも納得です。
実体験を通して意味を知る
私の子どもの頃はバスでも現金払い。しかもお釣りのないようにピッタリ準備しなければなりません。足りるかな??小銭あるかなーってドキドキしながら乗っていた記憶があります。出典:アメブロ
ICカードにお金を入れておけばよほどのことがない限り支払いができないことはないもの。交通機関もピッと通せば通過出来てしまうので出発地点から目的地までいくらかかったかなんて考えないようになりました。
私の小学校の頃は200円以内で遠足のおやつを買うという経験は今でも覚えていて、数をたくさん持って行きたいのか??好きなものを買いたいのか??葛藤しながらもお金の意味を経験で学んだな~と感じます。
『お釣り』という言葉すら分からない子ども達に実際にお金を使ってお菓子を買う経験ってすごく大事だと感じています。
経験=知識
便利な世の中になったからこそ、私たちが思いもしなかった疑問を子どもたちが持っていることがあります。お金の大切さを知るためにはお金での経験をすること。
お年玉を1年間のおこずかいとして使ってみる。大人だったら単に12で割ってみて月にこれだけ使えるな~なんて考えたりしますよね。
でも子どもはそこまで考えている子は少ないのないかな??と思います。
そんなに使っていいの??と思うところをグッと我慢し、任せてみる。
その後、どうするのかも経験値になるのです。
無くなったときはじめて「あの時こうすれば良かったな~」って気づく大切さがあるのです。
個性によって一気に使う派、なくなってしまって甘あえておねだりする派。
お手伝いをするからと提案する派。
色々その子によってあると思うんです。
その個性が色によって見えて来るって面白いと思いません??
行動を見ると慎重派、突発派。その個性に合わせて言葉かけもあるんです。
その子に合ったお金の使い方、個性が見えるとおもしろいですよね