自分の意見を書けない子ども

正しい答えだけが知りたい
不正解はないんだけど
「あなたの考えを書きなさい」と言う宿題が特に苦手な子がいます。
「先生~なんて書いたらいいと??」
「あなたはどう思うの??」
「それが分からんけん聞きようと!!」
「これについて○○ちゃんがどうかをどう思っているか学校の先生は知りたいだけやけん、正解、不正解は関係ないのよ」
「も~それがわから~ん」
のやり取りをずっと行っています(笑)
その子からしてみれば「正解の答えを教えて欲しい」と言う気持ちなんです。
自分の意見を求められると不安になる
とにかく自信がない。
間違いたくないし、正解を知りたい。学校は自分の言葉で自分の意見をと言うのを求めています。
親があまりにもルールや、決まりを決めすぎていると融通が利かなくなって、
「これでなければダメ」
「これは正解、不正解」
と0か100の選択肢しかなくなってしまいます。
日ごろからの会話と自分の意見を
私がよく聞くのが「あなたならどう思う??」
と言うこと。普段からあなたがどんな考えを持っているか教えて欲しい。そしてその意見を聞かせて??
という気持ちで聞いていると
「私は~」と自然に言えるようになってきます。
そうなると自分で考えられる子になるのではないかと思うのです。
自分で考えられる子=困難に立ち向かえる子
自分の意見を持った子は様々な失敗や成功の経験を持っています。こうなったときどうするかなど想像もできるし、選択肢も多く持つことができます。
自分で考えられることは人間力を大きく発揮できるのです。
選択肢をたくさん持っている子は大人になっても選択肢を見つけられます。
「私できないから」
よりも
「こうすれば出来る」
「ああやればいいのか!!」
などネガティブよりもポジティブな考えが出てくると思います。
自己肯定感が低い子ども、挑戦しようという気持ちが少ない子ども。アドラー心理学を用いた色彩心理学で選択肢をたくさん持てる子育てを応援しています。