0歳からのコミュニケーションも経験値

0歳から保育園に預けるのは子どもにとってかわいそう??
私は賛成派。子どもにとって親がすべての愛情ではないと考えるから。もちろん長く一緒にいることも悪いことではありません。小さな頃からいろいろな人とコミュニケーションとることがよりよく人との関りがうまくいくからです。
しかし、それには大人の言葉のかけ橋が必要です。
言葉をしゃべれない0歳児へのコミュニケーションとは
言葉をしゃべれない0歳児にはトラブルがつきもの。
「貸して」と言えず、おもちゃを取り上げる。
「貸して」の意味を知らない。
気持ちが伝わらず、泣いたり叩いたり噛みついたり。
しかし0歳児の泣く、叩く、噛みつくは仕方ないと思う方がいいのです。
5歳児の叩く、噛みつくを想像してみてください。恐ろしいですよね。
そのコミュニケーション方法を大人が知らせることが一番の解決策です。
大縄跳びで、できない友達に言った言葉
「大丈夫、いいいよ~今の感じ!!」
「今!!今!!あ、あんまり言ったらプレッシャーになるかな」
「引っかかってもいいよ。大丈夫」
「今すごくよかったよ~!!」
大縄跳びが飛べない友達に友達が言った言葉。この言葉にすべて優しさ、思いやりが感じられます。この言葉のコミュニケーション、経験からきたもの。この言葉に感動したのでした。
出来ない子に対してバカにしない
よく、
「なんでできんと??」
「○○ちゃんできんけん、やめよう」
なんていじわるな言葉を子ども同士で聞かれることが多くあります。この言葉を聞くたびに「あぁなんて悲しんだ」と思ったものでした。
もちろんそのような考えに至った経緯にもその子の経験値や、周りから言われた言葉で作り上げられてます。
「自分が言われた経験」
「相手を下に見て、自分が優位に立ちたい」=満たされていない
などと背景がいろいろあります。
子ども同士での関りが一番いい
大事な友達を思いやる気持ち。自分も満たされているから相手への気持ちも優しくしてあげることができるのです。
何より子ども同士でも関りが一番響くのです。
大人から注意されるより、子どもが
「これ誰の??」と聞いて片付けることが一番お互いがうまくいく秘訣。
大人との関りよりも子ども同士での関りの方が響きやすく受け止めやすいのです。
他の人と関わるのが少ない時には
大人が様々なコミュニケーションをとるのが良いでしょう。
「その時どうしたの??」
「なんでそう思ったの??」
気持ちを聞いてどんな思いだったか聞いてあげることもコミュニケーションが上手くなる一つです。
しかし、個性によっては聞いてほしくない子、思っていても言いたくない子など様々です。その子に寄り添って個性を尊重することで他の友達との関りも良くなるのです。
その個性が色によって見えてくるのがキュービック・マムです。
質問に答え、その子がどんな色(個性)かわかりやすく見えてきます。キュービックキットを使うことで今の気持ちも見えてくるので、手に取るように子どもの気持ちが分かってきますよ。
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