優しさ・気遣いが欲しかった
要求ばかりで怒りを感じる
『私はいつも待ってあげてるのにるのに、逆の時は待ってくれない。それがムカつくんよね!!』
A子の怒りでした。
A子はずっと一緒じゃなくてもいいし、一人で移動教室に行っても構わないとの事。では何に怒りを感じたのか。
『私の気持ちを聞いてもくれない。いつもB子の要求ばかり聞いている』ことに怒りを感じていたようです。
本当の気持ちは?
気持ちを深堀することで何に怒りを感じているのかを確認します。
小学校低学年で何に怒りを感じているかはなかなか難しいので、私が質問をし、どこに怒りを感じてるのか。
と本当の気持ちを知っていきます。
私の気持ちは聞いてくれない
A子は必ず待ってあげてるのに、毎回「待って~待ってー」ってB子に言われるのがイヤ。待ってあげなかったら後がめんどくさいから待ってあげているのに。。。
本当は自分のペースで行きたいし、一緒じゃなくてもいいのに。
そんな気持ちを抱えていて我慢して待っているのに、逆パターンの時、B子は一切待ってくれない。
嫌なことを我慢しているのにそのことに気づいていない行動をされるとストレスを感じるようです。
「私の気持ちに気づいてくれなかった」というところにたどり着きました。
本当の気持ちを相手に伝えることが重要
ストレスを感じる時って、実は大人も同じパターンがあって、
- してあげたのに
- 我慢したのに
自分の思いを抑えたのに認めてくれなかった時怒りを感じます。
でもこれを伝えない限り相手は気づいてくれません。
いつも待ってあげてるのに私の時は待ってくれないよね。嫌だったな~
してあげたのに気づいてくれなかったよね。寂しかった~
最後に気持ちを伝えることが重要。
ここを伝えることで、自分自身がスッキリします。そして気持ちを確認することで何にストレスを感じていたからどうすればよいかまで確認することができます。
別に待ってくれなくてもいいから一言「先に行ってもいい??」という気遣いの言葉が欲しかったのかもしれません。