選択肢が0か100しかない
係の役割が分からなくて、手があげられらない
1年生のクラスで係決めが始まりました。
どんどん係が決まっていきます。口頭で係の名前があげられ、みんなは希望の係に手を挙げていきます。しかし、Kちゃんは手があげれれません。結局Kちゃんを一人残し、「明日までに決めてきてね。」ということになったそうなんです。家に帰るとKちゃんは大泣き!!!お母さんとゆっくり話す時間を設けました。泣いてしまった理由は「係りの全容が分からない。もし、私がその係りを全うできなかったらいけないから、手をあげれなかった」
出典:アメブロ
Kちゃんは係の内容をどのようなものか知りたかったし、完璧にこなしたいのに出来なかったら嫌だからという感情で手をあげられらかったのです。
0か100の思考
100%できないことはしたくない!!と完璧にこなそうとする気持ちがあったのです。普段も、100%ダメだった時の落ち込みようが、本当に辛いようで、、、「私はダメだ~」とすごく泣いて、自分を責めるそうなんです自分でも完璧にできなかった時が辛いことが分かっているので、無理だとわかった時点で潔く諦めるのも白さんの特徴なのです出典:アメブロ
係をやるからには完璧にこなしたい。
行き過ぎた情動が自分自身を苦しめることがあるのです。
完璧主義の思考を回避
子どもの頃に選択肢が0か100しかないという事はとても苦しくて挫折や諦めが大きく膨らむこともあります。
子どもだからこそ完璧にこなすことは難しくてその度に心が折れてしまうことも。
他にも選択肢があることを伝えて、提供してあげると安心できて、0か100以外の考えを持てるようになり考えも柔軟になっていきます。
色で心の道しるべ
この「完璧主義」の思考、0か100って両方極端で、どちらも自分に厳しい選択なんですよね。どっちを選んでも評価してしまうし、もっと違う選択肢があったら苦しい思いにはならなくなるのにな~と思っています。
子どもに沢山の選択肢を与えてあげると、世界がぐ~んと広がります。0か100の思考で答えを迫るより、70か80で折り合いをつける習慣ができるととても生きやすいです。
キュービック・マムではそんな思考の折り合いの付け方や、ちょっと待って~とブレーキをかけるのにキュービックキットを使うんですね。
ここに白を置くと、すごく頑張っているし、行き過ぎた行動もしがち。ちょっとお話しようか??ってどんな状況かも知れるし、何より孤独にならない。キュービックをきっかけに「今」の気持ちに寄り添うことができます。